電磁誘導加熱機用インナーシール材 タカトップ®シリーズのご紹介

タカトップ®は、お客様の多様なニーズに対応できる
電磁誘導加熱機用のインナーシール材で、以下の2つの  
機能があります。
@密封性の確保 (液漏れ防止、内容物の品質低下の軽減)
A改ざん証明 (タンパーエビデンス)
・容器口部にシールをするのでフィルムが開封の有無を
    示すことにより、内容物の安全性を証明します。

タカトップ®システムについて
@ 容器材質ごとに接着層の異なるグレードを準備しています。
A 当社規格品であるため、少量から供給が可能です。(一般印刷品)
B ロットによって指定印刷等の特注対応可能です。
C 高速シールが可能なため生産性がアップします。
D シール装置(電磁誘導加熱機)やキャッパー等の周辺装置のご提案も可能です。

タカトップ グレードのご紹介


【 タカトップ® シリーズ 】
電磁誘導加熱機用のインナーシール材で、弊社のオリジナル製品です。
ワンピースタイプ、ツーピースタイプの構成があり、以下の製品に対応しています。

・ワンピースタイプ
一般的に使用されているコショウやスパイス容器にシールされている1枚タイプのインナーシールです。


・ツーピースタイプ
タカトップ®シリーズより更に開封性を上げたグレードです。



【 タカトップ® ユニバーサルシリーズ 】
   タカトップ®シリーズより更に開封性を上げたグレードです。

・Ptbタイプ
 Ptb(プルタブ)タイプはワンピースタイプ全てのグレードに対応できます。
 タブの形状を見直し、[誰でも開けやすい]を目指して開発されました。
 シールをはがすためのタブの形状を改善し、「てこの原理」を利用することで、
 だれでも簡単に開封することができます。

  


・U-PE タイプ
  ツーピースタイプの構成で、開封性に配慮したグレードです。アルミを突き破って開封するため、
  改ざん証明にも優れます。

  



【電磁誘導加熱について】
  電磁誘導の法則を利用し金属などを加熱する方法です。
  ご家庭でご使用されるIHクッキングヒーターと同じ原理です。

  コイルヘッドから磁界を発生させ、アルミ箔に渦電流を発生させます。
  渦電流から力に変換する際、キャップに固定させることにより、
  力を逃がさず発熱させます。アルミ箔の周りから発熱していくため、
  中央のシール材が溶ける心配もなく中身の安全性も確保されます。


【電磁誘導加熱機】



@ ハンディタイプ 「Supre Seal jr」
  単発で簡単にシール可能です


A 連続機 「super seal max」
既存のラインに組み込むことができ、高速シールすることが可能です。





【熱板シール機と電磁誘導加熱機の生産量の違い】


熱板シール機

  1日   4,590本
  1か月 100,980本


電磁誘導加熱機

1日  17,820本
1か月 392,040本


〈熱板シール機の場合〉

  1本あたりにかかるシール時間を3.5秒と仮定した場合
  ワーク搬入(0.75秒)→熱板下降(0.5秒)→シール時間(1.0秒)→熱板上昇(0.5秒)→ワーク排出(0.75)
  60÷3.5=17.14   1分間で約17本

〈電磁誘導加熱機の場合〉

  コンベアスピード10m/分、ボトルピッチ150mmと仮定した場合
  10÷0.15=66.66   1分間で約66本


〈1日の生産時間を7.5時間、1か月の生産日数を22日、稼働率を60%と過程した場合〉

〈熱板シール機の場合〉
  1日 17×60×7.5×0.6=4,590本
  1か月 4590×22=100,980本


    

〈電磁誘導加熱機の場合〉
  1日 66×60×7.5×0.6=17,820本
  1か月  17,820×22=392,040本

・電磁誘導加熱器の場合、1か月で約40万本の生産が可能です。
・コンベアスピードを最大20m/分で生産した実績もございます。※ただし条件有り


【タカトップ®採用例】

  化粧品や食品、その他さまざまなところでタカトップ®が活躍しています。
  電磁誘導加熱機のシール方法についてはこちら


  【タカトップ®採用実績はこちら】