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ソフトロン グレード一覧表

グレード	特徴	用途
ソフトロンS5倍	機械的性質（緩衝性、弾力性、引張り強度）、軽量性、断熱性、耐薬品性に優れる。ポリエチレン発泡シート	包装梱包、建築、土木、車両、断熱工業、雑貨、食品等容器、キャップ用パッキン
ソフトロンS 10倍	機械的性質（緩衝性、弾力性、引張り強度）、軽量性、断熱性、耐薬品性に優れる。ポリエチレン発泡シート	包装梱包、建築、土木、車両、断熱工業、雑貨、食品等容器、キャップ用パッキン

ソフトロンS 物性一覧表

測定方法：JIS K 6767

項目	単位	＃0503	＃1003	＃1503	＃2003	＃3003	＃4003
気泡構造		独立	独立	独立	独立	独立	独立
平均気泡径	mm	0.26	0.27	0.28	0.30	0.30	0.32
見掛け密度	g/cm3	0.2	0.10	0.066	0.05	0.033	0.025
厚さ（注1.）	mm	3	3	3	3	3	3
引張強さ	N/cm2 （タテ） N/cm2 （ヨコ）	256.8 179.3	129.4 100.0	95.1 51.0	55.9 40.2	42.1 29.4	31.4 21.6
伸び	％（タテ） ％（ヨコ）	380 300	328 265	280 175	220 170	204 165	161 141
引裂強さ	N/cm （タテ） N/cm （ヨコ）	122.5 101.9	61.7 51.0	41.2 30.4	31.4 20.6	23.5 14.7	19.6 12.7
圧縮硬さ	N/cm2	15.7	8.3	5.6	5.0	3.1	2.6
圧縮強さ	N/cm2 （25％） N/cm2 （25％） N/cm2 （75％）	32.3 55.9 173.5	6.3 15.5 50.2	5.9 14.3 44.1	5.3 12.8 34.3	3.4 9.8 31.9	2.9 8.3 24.6
圧縮永久ひずみ	％	3.5	4.0	4.5	5.1	6.5	7.5
繰返し圧縮 永久ひずみ	％	3.0	3.4	4.0	4.5	5.3	5.9
熱伝導率	W/mK （0℃）	-	-	-	-	0.0345	0.0321
加熱寸法変化 （70℃、22h）	N/cm2 （タテ） N/cm2 （ヨコ）	-0.54 -0.10	-0.83 -0.20	-1.03 -0.30	-1.43 -0.40	-1.45 -0.75	-1.50 -0.90
吸水率	mg/cm2	0.02	0.03	0.04	0.05	0.07	0.09
透湿度	g/�u・2h	1.01	2.30	3.41	5.40	8.02	10.32
体積固有抵抗	Ω―cm	10の18乗以上	10の18乗以上	10の18乗以上	10の18乗以上	10の18乗以上	10の18乗以上
誘電率	ε （1KHz ）	1.55	1.56	1.57	1.57	1.58	1.58
誘電損失	tan δ（1KHz ）	10×10-4乗	5×10-4乗	4.5×10-4乗	4×10-4乗	1×10-4乗	1×10-4乗
絶縁耐力	KV/mm	8.0	6.9	5.5	5.1	4.8	4.5

ソフトロン S耐薬品性一覧表

ソフトロンはポリエチレンから出来ていますので、酸、アルカリ、有機溶剤等の化学薬品に極めて蝕されにくい性質を持っています。
（20℃7日間浸漬、寸法変化率の +は膨張、 - は収縮を表す）

グレード	#0502		#1003		#2003		#3003
	引張強さ保持率（％）								寸法変化率 （％）			試薬吸収率 （mg/cm3）
薬品名	タテ	ヨコ	タテ	ヨコ	タテ	ヨコ	タテ	ヨコ	タテ	ヨコ	厚み
蒸留水	98	96	80	77	98	97	102	94	0	0	0	0.5
食 塩 溶 液10％	102	95	93	89	105	97	103	97	+2.0	+1.0	+1.0	4.2
過酸化水素溶液3％	102	92	94	82	101	99	103	102	-1.5	+2.0	+1.2	3.0
硫酸3％	95	88	84	81	101	98	102	98	+0.2	+0.1	+0.1	3.0
硫酸 30％	104	90	87	82	102	100	106	99	+0.2	+0.1	+0.1	4.0
硝酸 30％	100	90	87	83	106	102	106	103	+1.2	-3.1	+1.2	3.2
塩 酸 10％	104	95	83	77	103	102	104	98	+1.3	+2.1	+2.0	6.5
炭酸ソーダ溶液2％	98	94	105	101	100	100	99	92	+1.4	+2.0	+4.0	2.8
酢酸5％	99	91	87	86	104	99	98	93	+2.0	-1.3	-1.3	5.0
ク エ ン 酸10％	99	99	104	102	100	99	102	100	+2.2	+1.8	+2.4	2.9
オ レ イ ン 酸	82	77	88	86	84	84	74	64	+3.1	-2.6	-1.2	4.8
石炭酸溶液5％	101	92	83	78	102	100	103	97	+2.0	+2.0	+1.0	3.3
カセイソーダ1％	101	90	84	79	103	101	105	96	+0.3	+0.2	-0.1	0.8
カセイソーダ10％	103	91	86	77	99	96	102	92	+0.4	+0.3	+0.2	1.0
アンモニア水10％	104	94	84	79	104	99	97	95	+2.0	+1.8	+2.0	3.7
アンモニア水50％	104	100	87	75	107	104	105	97	-0.1	+0.3	+0.2	0.3
エチルアルコール95％	108	100	87	81	104	102	106	98	-0.4	+0.4	+0.3	0.4
アセトン	101	92	86	85	107	102	110	100	+0.2	-0.1	-0.2	0.2
酢酸エチル	101	94	104	97	105	100	103	95	+0.2	+0.3	-1.0	6.0
ニ 塩 化 エ チ レ ン	99	92	102	100	104	103	104	100	-1.0	+1.0	+3.0	8.2
四塩化炭素	97	91	103	103	102	94	105	96	+8.0	+7.0	+3.0	13.0
ヘプタン	99	89	107	100	104	102	98	97	+7.5	+8.0	+3.0	11.0
トルエン	96	96	99	92	104	99	107	98	+6.0	+7.0	+2.0	13.0

（注） 引張強さ保持力Tk
（％）T1 ： 試験後の引張り強さ （kg/cm2）
Tk = T1 / To × 100To ：
試験前の引張り強さ （kg/cm2） 尚、試験片は引張り強さの項と同一形状のものを使用しています。
寸法変化率 D （％）
D = （ L1 - Lo ） / Lo × 100T1 ： 試験前の寸法 （mm）
L1 ： 試験後の寸法 （mm）